学生生活・アルバイト

大学生にパソコンは必要か?利用状況に合わせたオススメPC種類まとめ

この春新しく大学生になる方、今大学生の方も、これからの学校生活に向けて何が必要なのか迷っている人は沢山いるかと思います。

その中でも、パソコンは購入するかどうかの判断が難しいと感じる人は多いのではないでしょうか?

そこで今回は、必要性性能など、購入への判断材料になるものをまとめてみました。

大学生活におけるパソコンの必要性

まず大学生活におけるパソコンの必要性についてですが、パソコンはほぼ必須です。

在学中は履修登録にレポート作成、調べものや就職での書類の作成など使用する機会は頻繁にあります

社会人の多くは仕事でパソコンを使います
デジタル化が進んだ現代では紙よりもデータ管理が一般的です。
一見パソコンを使わなそうな職業でも、ほとんどの人が使っています。

高度ではないまでもメールや資料作成、様々なアプリやソフトウェアの操作スキルが求められるでしょう。
更に、Microsoft Officeを使いこなせると資料作成や簡単なデータ分析をする場面で活躍できるかもしれません 。

また、パソコンは自分のものがあったほうがよいでしょう。仮に自分のものを持っていなくても、学校によってはパソコンルームや図書館などに設置されており、誰でも使う事ができます。

しかし、台数が限られており、テスト前や学期末は大混雑。必要なときに使用できない事もあります。そうならない為にも、自分のパソコンを持つようにしましょう。

WindowsかMac OS、どちらを選ぶ?

OSとは、パソコンを動かすのに必要なソフトのことです。
主に二種類あり、その違いを以下で説明していきます。

それぞれのOSの特徴について

Windows

全世界で最も使われているパソコンのOSです。
Microsoft Officeなどのソフトを標準搭載しているモデルもあり、オフィスや学校など公共の場で使われるパソコンのほとんどがWindowsです。

Mac OS

Mac OSはApple製品にのみ搭載されています。
Macはソフトの種類もWindowsよりずっと少ないのでとてもシンプル
管理が楽でiPhoneやiPadのデータもiCloudで共有できます
しかし、Windowsで使えるソフトが使えない可能性があるので
Microsoft Officeをインストールするには別途料金がかかります

オススメのOS

Microsoft Officeを主に使う人はWindowsがオススメ。

Apple製品の特長である持ち運びの便利さやiPhoneとの連動を求める人はMac OSがオススメ。

大学の研究室や企業のインターンなどWindowsを使うケースが多いです。基本的な性能は日本製のものであればどちらも大差ありません

デスクトップ?ノートパソコン?タブレットPC?

パソコンを選ぶときは、デスクトップ、ノートパソコン、タブレットPCなどタイプを決める必要があります。
それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

デスクトップ

据え置き型のため場所を取りますが、 充電式ではないため常に電源コンセントに繋げておく必要があります。
パソコンの中では一番高性能ですが、大学内で調べものをしたくても家に帰らなければ作業する事ができないのが難点でしょう。

ノートパソコン

本体を折りたたみ携帯する事ができるため、場所を取りません。
ただ、A4サイズよりも大きいものが多いので教材を入れているのとは別のカバンが必要になってきます。
充電式なので常に電源コンセントに繋げておく必要はなく、1回の充電で1講義分は余裕で保つでしょう。
デスクトップに比べると処理速度は落ちますが、十分性能は良いです。

タブレットPC

薄型で軽量なので携帯できノートパソコンよりも小さく、A4サイズに近いので教材を入れているカバンにも入ると思います。
ノートパソコンと同様に充電式ですが、バッテリーの容量が少ないのが悩みどころかもしれません。
薄型で軽量となるとやはり他2つに比べて性能は落ちます

オススメのタイプ

携帯できて性能も良くバランスが取れているのはノートパソコン
書類作成だけで十分など、性能を求めない人はタブレットPCでも良いと思います。

悩む方はノートパソコンが無難でしょう。

性能について

パソコンの「スペック」という言葉を聞いた事があると思います。
「スペック」とは性能の事で、パソコンを選ぶ際に特に知っておくと良い3つを紹介します。

CPU(プロセッサ)

パソコンの頭脳とも言える部分であり、情報の処理速度が変わってきます。
新しいCPUの方が処理速度が速く、ストレスはその分軽減されるでしょう。
また、Coreというものがあり、その数によってさらに処理速度が変わります。
Coreには3~9まであり、数が大きいほど処理速度が速くなっていきますがその分値段も上がります

オススメはCore i5
ネットとレポートなどの同時利用はもちろん、研究に使うソフトもサクサク動くので特別に高負荷な作業をしなければ困る事はないと言えます。

RAM(メモリ)

RAMは作業机に当たり、同時にできる作業の量に影響があります。
机が広く大きいと同時にたくさんの作業ができるので、容量が大きい方が安定したスピードで動作できるでしょう。

オススメは8GB
4GBだとブラウザで複数のタブを開き、ウイルススキャンをするなど複数の作業を同時にこなすには足りない
最新の3Dゲームを快適にやりたいとか、同時に大量のアプリを立ち上げたい人は16GBあると良いですが、そうでない人は8GBで十分と言えます。

HDD(ハードディスク)

HDDはデータの保管場所でありストレージとも呼びます。
画像、動画、文書は全てここに保管されます。

ストレージにはHDDの他にSSDがあり、以前はHDDが主流でしたが近年はSSDが搭載されたものが増えています。

SSDのメリットとしてHDDよりも高速で動作し、動作音は静か、衝撃や振動に強く、発熱が少ない
デメリットはHDDよりも価格に対して保存容量が少ない事。

予算に余裕がある方はSSDを選ぶと良いでしょう。

Wi-Fiをどうするか?

外出先でインターネットを使う人はモバイルルーターがあると便利です。

カフェやカラオケ、コワーキングスペースなど無料Wi-Fiが使えるところがあればモバイルルーターがなくても、パソコンをインターネットに繋ぐことができます。

しかし、お店を利用するとお金がかかりますし、必ずしも無料Wi-Fiがあるとは限りません

モバイルルーターならば自宅でも外出先でも使用する事ができます
月額料金を払えばデータ容量無制限でインターネットを使用できる事が多い為、Wi-Fi環境のない外出先でも使用したいという人に便利です。

プリンターは必要か?

あると便利ですが、自分で購入する必要はないでしょう。

講義にもよりますが、課題は印刷して提出するのが一般的です。
その為レポートや課題を提出する手段として、プリンターがあるに越した事はないです。

しかし、コンビニにもマルチコピー機が存在し白黒1枚20円から印刷する事ができ、大学内にもプリンターが置かれているためわざわざ購入する必要はないでしょう。

予算はどれくらい?

ノートパソコンの価格相場は大きく3つに分けられます。

5万円以下は「ローエンド」と呼ばれ、Web閲覧や文書作成メールのやりとりなど負荷が少ない作業がメインの為性能が良くない可能性があります。

5~10万円「ミドルレンジ」と呼ばれ、価格と性能のバランスがとれているモデルが多いです。CPUやメモリもそれなりなのでスムーズに作業ができ、文系の学生さんにオススメ

10万円以上「ハイエンド」と呼ばれ、計算処理やシミュレーションなど、高負荷な作業にも耐えられるモデルが多いので理系の学生さんにオススメ

どういったものを求めているかによって予算は変わってきますが、10~15万円あれば良いでしょう。

どこで買うか

安く購入したいのであれば中古のリサイクルショップで整備品・新古品を探すのが安い

リサイクルショップでは、新古品と呼ばれるものが存在し、新品の型落ちモデルや未使用を買取したもののことを指します。
新古品では店頭で購入するよりも安く良いモデルを手に入れられる可能性があるのではないでしょうか。

中古品に抵抗がある人は、家電量販店または通販サイトで購入するという手もあります。

家電量販店であれば分からない事はすぐに質問できるため購入もしやすく、
通販サイトだと、店頭よりも安く手に入りやすいでしょう。

まとめ

以上の結論をまとめるとWindows搭載のノートパソコンが無難ということになります。

しかし、大学生活以外にもパソコンを使いたい場合はより具体的に用途に合わせて選ぶ必要があります。
自分だけで選ぶのが不安な方は大学の先輩やパソコンを持っている学生さんに相談してみましょう。