「学生のうちに将来やりたいことを見つけなきゃいけないな。でも、やりたいことが見つからない!」と悩む学生が多いのではないでしょうか?
実際、マイナビの調査によると約3人に1人が「やりたいことや夢がない」という悩みをかかえているそうです。
やりたいことや夢があってそれに向かって頑張っている人は輝いて見えて「自分もあんな風になりたいな」と思うこと、ありますよね。それと同時に「どうやって見つけてるんだろう」「どうしたら見つかるんだろう」と考えると思います。
今回は「どうしてやりたいことが見つからないのか」その原因と対処法を紹介していきます。
将来やりたいことがみつからない原因
「やりたいことが見つからない」原因はいくつか考えられますが、以下の4つが多いと思います。
1,自分のことをよく知れていない
2,じっくり考えて向き合うことから逃げている
3,やりたいことを無理に見つけようとしている
4,経験が足りない
これらの原因についてそれぞれ具体的にどんなことをしたら解決できるのかを紹介していきたいと思います。
対処法1
《自分のことをよく知ること》
「何をしている時が楽しいのか」「なぜ楽しいと感じるのか」を知ることで自分の好きなことややってみたいことが分かって、やりたいことを見つけるためのヒントが見つかります。
そのためにはまず、今までの出来事を振り返ってみましょう!
具体的な方法
1、子供の頃からの出来事(印象に残っていること・楽しかったこと)を時系列にして順番に紙に書き出す
2、それぞれの出来事について”印象に残っている理由”、”楽しかった理由”を考える
誰かに喜んでもらえたから、新しいことができるようになったから、など
3、これらについて共通していることを見つける
これをすることで自分の好きなこと、楽しいと感じることがわかるので「こんな仕事が合っているんじゃないか」「こんなことをしてみたらいいかもしれない」というのが見えてくると思います。
この方法は就活の自己分析でも使えるので今から慣れておくと役立ちます!
対処法2
《しっかりと向き合うこと》
じっくり考える時間をつくってやりたいことを紙に書き出すことです。PCやスマホのノートでも構いません。頭の中で考えていることを書き出してアウトプットするこてで頭の中が整理されてやりたいことがわかりやすくなります。
しかし、ただやりたいことを書くだけでは意味がないのでぜひ次の方法を試してみてください。
やりたいことを見つけるためのステップ
1,自分の大好きなことをできるだけ多く紙に書きだす(最低20個)
ジャンル関係なくとにかく思い浮かんだことをどんどん書きましょう
2,得意なことをできるだけ多く書きだす(最低20個)
”周りからよく褒められる”とか”少し得意かも”というくらいの感覚でOKです
3,将来どんな環境で住みたいかを書きだす(仕事のことは全く考えずに)
海の近く、山の中、都内、海外 など
4,どんな環境で働きたいかを書きだす(どんな仕事をするかは考えない)
外で働きたい、◯◯がある事務所がいい、工場がいい、テーマパークがいい、など
5,どんな雰囲気の所で働きたいかを書きだす
アットホームな雰囲気で社員同士仲良し、ある程度大人数で社員同士深く関わりすぎない、制服がないところ、など
6,もし宝くじが当たって、遊びまくってそれでもお金があって働かなくてもいい状況になった時に何をしたいか書きだす(3〜5個)
7,6で書きだしたことをなぜしたいか、理由を考える
以上7個の項目を書き出したら、各項目について1つずつに絞っていきます。
その時に「後回しでもいいな」「仕事じゃなくてプライベートでできるな」というものを省いていくといいです。
すべての項目で残ったものを組み合わせていくとやりたいことが見えてくると思います。
時間がかかって面倒くさいと思うかもしれませんが、やりたいことが見つからなくてずっとモヤモヤしているよりずっといいですよね!
対処法3
《やりたくないことを避けること》
「やりたいことを見つけなきゃ」と思って焦って考えると余計にやりたいことが出てこなくなります。なので逆の発想で「やりたくないこと」を考えて、それらを避けることを考えてみましょう。
人間は防衛本能が働くため、”好きなこと”より”嫌いなこと”のほうが思いつきやすいので「やりたいこと」よりも「やりたくないこと」のほうがリストアップしやすいのです。
具体的なステップ
1,やりたくないことを書きだす
満員電車に乗りたくない、都会には住みたくない、毎日デスクワークは嫌、など
2,1でリストアップしたことの共通点を見つける
3、やりたくないことの共通点を避けるためにはどうしたらいいかを考える
もし、共通点を見つけるのが難しかったら1でリストアップしたことをそのまま反転させて「やりたいこと」にしてみましょう。
例)満員電車に乗りたくない→家でできる仕事をしたい
仕事でスーツは着たくない→私服OKの仕事をしたい
このように「やりたくないこと」を避けていくことで必然と「やりたいこと」が残っていくので見つけやすくなると思います。
対処法4
《様々なことを経験すること》
「やりたいこと」を考えてもなかなか出てこないという人は経験が足りず、自分が楽しいと思えることや自分に合ったことに出会えてないのかもしれません。それを見つけるために、やったことのないことや少しでも興味があることにどんどん挑戦しましょう。
新しい言語を勉強してみる、色んなバイトをしてみる、インターンシップに参加する、などです。
また、新しい経験をするために旅行はオススメです!非日常を経験することで新しい発見ができるはずです。友達と旅行するのもいいですし、一人旅や、ヒッチハイクの旅をしてみるのもいいかもしれません。
悩みについてもっと相談したい方へ
名古屋市千種区に”コンパスルーム”という「社会人と学生が交流できる勉強スペース」があります。
そちらではすでに社会人の方や現役大学生と交流できるので「どうやってやりたいことを見つけたか」「見つけるためにどうしたらいいか」相談できると思います。
また、同じ悩みを持った学生同士で悩みを共有することで解決策やヒントが見つかるかもしれません。
ゆったりとくつろぎながら将来の夢ややりたいことについて考えることができる場所です!
ぜひ訪れてみてください!
将来やりたいことがないと悩む大学生へ。原因と対処法 まとめ
この記事では「やりたいことがない」と悩む原因と対処法について紹介してきました。
4つの対処法を紹介しましたが、どれも面倒くさいと思うかもしれません。しかし、やりたいことが見つかれば楽しい人生が送れますし、やりたいことに向かって頑張ることができれば学生生活がより充実したものになるはずです!
なのでぜひ時間をつくって、今回紹介した対処法を試してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。