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大学院に行く意味とは?メリットデメリットを知って、進路選択に活かそう

大学生のみなさん、大学を卒業した後に大学院に進学するという選択肢はお考えでしょうか?( ・∇・)
大学院に行くのは通っている大学や学部によるところが大きいと思いますが、卒業生のほとんどが大学院進学という大学や学部もありますよね。

「大学院ってどんなところ?」と疑問に思う人から、
「大学院に進もうか迷っている」という人まで、様々な方がいるとは思います。
この記事では「大学院に行く意味とはというテーマで内容をまとめました\(^o^)/

この記事に辿り着いたあなたは、おそらく大学卒業後進路選択を真剣に考えているという方でしょう。
その自分の人生と真剣に向き合う姿勢はすでに十分すばらしいですので、少しでも大学院進学について情報を手に入れてもらえたら幸いです( ^ω^ )

大学院ってどんなところ?

まずはじめに大学院の定義についてですが、
「大学で学んだことをさらに深く追究するために、学びや研究をするところ」
となります!
より専門分野の学問を突き詰めていくというイメージですね\(^o^)/

一般的に大学4年間を卒業すると学士、大学院2年間を卒業すると修士という学位がもらえます♪( ´▽`)
一部大学院には5年間の博士課程もあり、これを卒業すると博士という学位になります。

大学院に入学するには

大学院に入学しようと思うと、当然ですが「大学院入試」に合格しなければいけません(=゚ω゚)ノ
科目は受ける大学院・学部によって異なります
受験資格を満たしていれば、他の大学の大学院に入ることも可能です!

スケジュールとしては、6月に願書提出、7〜8月に試験というのが一般的でしょう♪( ´▽`)
この期間は大学での単位をとりながら、大学院の試験勉強もしないといけないという、なかなかのハードスケジュールになる学生さんが多いですね。

大学院に進学する人のデータ

大学院に入学する学生は内部生と外部生がいます。
一般的な解釈ですが、
内部生とは、大学院と同じ大学を卒業した学生のこと
外部生とは、大学院とは違う大学を卒業した学生のこと

を指します。

これまでの大学で取った単位の内容が試験になることが多いため、大学院入試は内部生が有利な試験になることでしょう(*´∀`*)

大学生のうち大学院に進学する人の割合としては、
文系学部:3〜6%
理系学部:24~43%

と文系学部・理系学部間で大きな差が見られるところです。

ただしこれは全体の平均です。
冒頭でも少し書きましたが、大学によってはほとんどの人が大学院に行くところもあります( ・∇・)

大学院に進学するメリット

では実際に大学院に進学するメリットについてまとめていきます♪( ´▽`)

高い専門性が身につく

これこそ学部卒では得られない、大学院に進学する意味といえるでしょう\(^o^)/

学部の頃は、一般的な知識を網羅する授業が多いです。
一方大学院では、研究テーマを絞って集中的に勉強するため専門性が一気に増しますね(*゚▽゚*)

興味のある分野がある程度決まっている方にとって、
大学院生活は非常にやりがいや意味を感じられる時期になることでしょう( ^ω^ )

就職先の選択肢が増える

一部の就職先(有名企業の研究職など)は、大学院卒が必須だったりします。
必須とまでいかなくても、学部生よりも2年多く学びを得ているという実績は、企業から歓迎されるケースも多いです♪( ´▽`)

また大学院ならではの教授推薦や学内推薦もあるため、大学院を卒業する方にとっては就職面で困るということは少なめなのは魅力ですね( ´ ▽ ` )

ただし専門分野とかけ離れた分野に就活する場合は、面接でその理由を聞かれるため、
上手く答えられないと不利になるかもしれません。

初任給が高い

大学院卒の平均初任給は23万3400円、
大学卒の平均初任給は20万6100円、
つまり初任給で月27300円の差があります(*´∀`*)

生涯賃金においても大学院卒組はやはり高収入な傾向にあるといえます。
参考
マネー研究所「学歴なんて関係ないの真実
のデータからすると生涯賃金は

男性女性
中学卒1億9771万円1億4808万円
高校卒2億4006万円1億8410万円
高専・短大卒2億3971万円2億0125万円
大学卒2億8653万円2億3578万円
大学院卒3億4009万円3億1019万円

となり、今後この数字がどこまで参考になるかは分かりませんが、やはり高学歴な人ほど生涯賃金は高い傾向にありますね( ・∇・)

ただ大学院卒となると当然社会人になるタイミングは遅れるので、
20代のうちは年収格差はほとんどない、むしろ低いことも十分あり得ます

大学院に進学するデメリット

では次に大学院に進学するデメリットもお伝えしておきます。

学費が2年分かかる

大学の学費もなかなかの金額ですが、大学院に進学しようと思うと、そこからさらに学費が2年分上乗せになります!
また学会などで、県外や海外に行く機会もあるでしょう。

こうした学費の面から大学院には進学せずに、大学を卒業したら就職するという選択肢をとる人も一定数います(=゚ω゚)ノ

「大学院に進学する意味は十分分かっていて興味はあるが学費面が厳しい‥」
と思う方は、大学院生向けの奨学金もあるのでチェックしてみましょう(*゚▽゚*)

また奨学金に関する記事は以前も書いておりますので、
よければこちらの記事も参考にしてみてください( ´ ▽ ` )

就職先の選択肢が狭まることがある

研究内容によっては、それを活かす就職先を探すのが難しい研究室もあります
研究テーマと仕事を直結させようとこだわりすぎてしまうと、選択肢が狭まってしまう可能性もあるので注意が必要ですね( ̄∇ ̄)

もちろん興味のある分野を研究するのが第一だと思いますので、
これは一リスクという程度に理解してもらったらいいでしょう。

価値観が狭まってしまう可能性がある

大学院は専門性が高い分、言い換えるととても狭い業界で生きることになります(=゚ω゚)ノ

研究漬けの毎日を過ごしていると、人間関係などの環境は一定化します。
研究室は自分と似たような人ばかりになるので、価値観が狭まり考え方に偏りが出てしまう可能性があるリスクも理解しておきましょう( ´ ▽ ` )

大学院に進学するのに向いている人

では最後に「こんな人は大学院進学に向いている」と思われる人の特徴をまとめます♪( ´▽`)

勉強ではなく、研究に関心がある

大学までの学校は勉強をする場です。
ですが大学院は勉強ではなく研究をする場所
この意味の違いを理解できずに入学してしまうと、イメージとのギャップに苦しむことになります( ;∀;)

勉強と研究の違いは、
勉強はすでに明らかになっていることを学ぶこと
研究はまだ明らかになっていないことを明らかにして世に発信すること

大学院に進学するなら、ある程度の研究器質が必要です。
逆にいえば研究という新しい物事を生み出すことに興味のある方は、大学院生活は充実感のあるものになるでしょう(*´∀`*)

自己管理能力が人並み以上にある

大学院の生活は学部生の時以上に放任主義です。
教員についていこうというマインドでは卒業できません( ;∀;)

自ら「何をするか」「そのためにどんな知識・勉強が必要か」まで主体的に考えて行動するという姿勢が求められます
ダラけてしまわないためにも、大学院生活においてはある程度自己管理能力が必要です(=゚ω゚)ノ

ただこれは社会人になってからも求められることなので、
自己管理能力を身につけるには良い機会かもしれません♪( ´▽`)

研究者はお金持ちになれないと理解している人

大学院に進んで研究者の道に憧れる方は多いですが、実は研究者はそこまでお金持ちにはなれません( ̄∇ ̄)

大学教員は比較的高年収ですが、こちらは狭き門
20代や30代のうちにお金持ちになりたいなら、起業かフリーランスになるのが近道かもしれませんね。

一方で「年収よりもやりがいが大事!」という強い志の方にはぜひとも目指していただきたいキャリアです(*´∀`*)

おわりに

以上「大学院に行く意味とは?メリットデメリットを知って、進路選択に活かそう」の記事でした!

大学院生活・大学院に進学する意味について、ある程度理解していただけましたでしょうか?( ・∇・)
進路選択は自分の将来を決める大きな選択ですので、非常に迷うことでしょう。

この記事が少しでも大学院への進学を考えている方の参考になれば幸いです(*´∀`*)

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